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書と花いけの茶席を開催しました

現在 八雲茶寮にて開催中の展示に合わせ、秋分の日に「書と花いけの茶席」を開催いたしました。



展示に合わせて書き下ろした新作、「古今和歌集仮名序」と書家 根本知氏の自詠の歌


「合わす手は 人のこころを種として 咲く宝相華 その芽吹きかな」


から、「祈り」をテーマに花いけをお楽しみいただきました。




まずはゆったりとお点前をお楽しみいただきます。


数種類のお茶と、この日に合わせて作っていただいたお菓子「言の葉」とともに、平間磨理夫氏の花いけをご覧いただきます。






花いけの後は根本知氏より、書の解説を。

岸野田氏より、表具の解説も行いました。

茶席は朝(青の刻)、昼(白の刻)、夕(茜の刻)の三回に分けて開催し、それぞれの光の下で全く異なる花が完成しました。


花をいけることによって神様を呼ぼうとする、日本古来の習慣。

花いけの間に起こったいくつかの奇跡は、私たちが見落としている日常的な采配をひととき明らかにしたようでした。


ご出席いただき、共に茶席を作ってくださった皆様、誠に有難うございました。






どうぞ足をお運びくださいませ(月・火お休みです)。












(写真 山平敦史)





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